「子ども達が危ない」シリーズ 丸元淑生著 栄養編より一部抜粋 カリフォルニア州大学、ショーエントーラ博士の研究は、12ヶ所の少年院8,000人対象に、 凶暴な少年達の行動心理を食事修正によってどう変わるのか?という実験でした。 食事・間食の中から砂糖、添加物を除いただけでトラブル発生が47%減少という結果を得ました。 次にショーエントーラ博士は少年達に行動心理を変えたのは砂糖や添加物を除いたのが良かったのか、 少年達の食事に重要な栄養素が欠けていたのか?を突き止めることでした。 ここで、興味深いデータがでました。 最も凶暴な少年達の食事に共通して不足している栄養素が9種類あったのです。 ビタミンB1・B2・B6・ナイアシン・葉酸 カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄 このうち5種類の栄養素不足の少年は例外なく大きなトラブルを起こしていました。 最近の子ども達は非常に忙しく、ずっと何かに追われているような感じです。 ゆっくりごはんを食べる日は昔に比べて少なく、塾でおなかが減らないように 何かおなかに入れる・・・本来食事は手を動かし、口でものを食べたり話したり、 鼻でにおいを、目で彩りを、耳で聞き、その全てでコミュニケーションをとりながら 生きるためのエネルギーとなります。 ひとりぼっちや、ついで食い、ながら食い(TVを見ながら等)は 楽しい食事に比べて栄養になりにくい。(消化吸収しにくい) また夫婦喧嘩が頻繁だったり、夫婦仲が悪い場合も子どもは本能的に早く大人になろうと無理をして、 肉体と精神のバランスが崩れ、精神的な歪みをうみやすいのでご注意を。 そしてそれらはどこかで発散するべき子どもなりのストレスの行き場もなくします。 お父さん、お母さん、子ども達が忙しくても、 いろいろな会話が飛び交う楽しい食事を少しでも多く実践して下さい。 キッズ・イン・ザ・キッチン 予防接種に残る水銀? 今体内環境が危ない(母子の関係) |