予防接種水銀

予防接種に残る水銀とは何なのでしょう。

なぜ水銀が・・・ワクチンに入っている「水銀」とは防腐剤、チメロサールのこと。
ワクチンは各種伝染病のウイルスなどを利用して体に免疫を作り、病気を予防する。
しかしその溶液は細菌が繁殖しやすく、「万が一何らかの細菌が混入した場合安全を確保できない」（化学及血清療法研究所）という。
そこで一九三〇年代から殺菌・防腐剤として、
少量で効果が高くコストも安いチメロサールが世界的に利用されはじめた。
日本では現在、チメロサール添加しているワクチンのうち定期接種の日本脳炎とＤＰＴで年間延べ
一九七五万人（二〇〇〇年度）が接種している。
米国で、ワクチンに含まれるチメロサールと自閉症の関連性が問題視されはじめたのは一九九九年のこと。
同年、米食品医薬品局（ＦＤＡ）が乳幼児がチメロサールで多量の水銀にさらされている可能性があると発表。
米小児科学会などが早急に排除することを求めた。
関連の研究報告も増えた。米科学アカデミー医学研究所はチメロサールと自閉症の因果関係は不明としているが、
膨大な関連情報はＦＤＡを通じて敏速に公開され、
小児用ワクチンについては二〇〇〇年にはチメロサールを除去した製品が登場、切り替わっているという。

日本の情報公開

厚生労働省は九九年と二〇〇一年の二回にわたりチメロサールを除去、又は極力減らすように製薬会社を指導した。
またチメロサール無添加の新ワクチンについて承認審査を優先的に受け付ける体制も整えた。
その後日本でもチメロサール無添加ワクチンが出され、徐々に切り替わっているが、
費用や「チメロサールによる被害が証明されていない」ということからなかなか急激には変わらないようである。

対策と予防

水銀自体は体に蓄積してプラスということはないので、「被害が証明」されてから動いたのでは、間に合いません。
子どもはもちろんですが、予防接種を受けられたことのある大人もしっかりと体内環境を把握してみて下さい。
子どもは成長期なので新陳代謝も活発なことから、半年～十ヶ月の間に毛髪分析を受けていくと、
その変化と成長が見て取れると思います。又もし何らかの疾患がある場合は半年ごとに受検する事をおすすめします。
女性は出産・授乳などからの子どもへの影響や閉経によるホルモンバランスの変化に伴う
体内ミネラルの変化にも注意をして下さい。カルシウムが入るべきところに、もし水銀が入っていたら・・
男性に多い疾患の引き金は、体内環境が乱れた蓄積です。体内から信号は出ているのですが、
男性はそういう事に敏感な方が少ない傾向にあり、予防通信として一年に一度は受検してみて下さい。
有害ミネラルは生活の中にあふれています。これらを生活の中から全て排除する事は不可能でしょう。
何か起きてから動くのではなく、自分や家族の体内環境は知っておくことが必要な環境なのです。