アレルギーに次ぐ現代病、化学物質過敏症。極々微量の化学物質によって、
目、鼻、のどの痛み、頭痛、倦怠感、アレルギー症状などさまざまなを症状を引き起こす。
日本でも、現在、十人に一人が化学物質過敏症と言われている。
アレルギー疾患より、もっと微量な、しかも広範囲の化学物質がその原因となる。
しかも私たちは、およそ七万種にもおよぶ化学物質に囲まれて生活している。
そして毎年、一千種にも及ぶ化学物質が増え続けているという。
シックハウスという病名をお聞きになったことがありますか?
新築の家に入居した後、しばらくして目がチカチカする、湿疹が体中にできる、何となく体がだるいなど
種々の症状が建材に使用されているホルマリンなどの化学物質・白アリ駆除のために
床下にまかれた有機リン酸系の農薬等に対するアレルギー反応として出てくるのです。
それだけではありません、洗剤、シャンプー、排気ガスなど身の回りのあらゆる
化学物質に対しても過敏性の出てくる人が最近増えてきているそうです。
化学物質過敏症(Chemical Sensitivity)といいます。
ある種の化学物質に過敏な反応を示すようになると、次から次へと他の化学物質にも反応を示す
多発性化学物質過敏症となり、通常の生活はできなくなってしまう。
私たちの日常生活は化学物質に囲まれているといっても決して過言ではない。
ビルも家庭も、そして環境内に化学物質が満ち溢れている。
化学物質過敏症は、目、鼻、呼吸器、皮膚への障害をはじめ、疲労感、食欲不振、精神状態の不安定さ、
筋肉痛、不眠など、その個人差が大きく、症状もさまざまである。
化学物質過敏症その原因と対策
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